2026年 第19週
13件のProposal更新
simd: architecture and vector-size agnostic SIMD intrinsics under a GOEXPERIMENT
simd パッケージとして、アーキテクチャおよびベクタサイズに依存しないポータブルなSIMD(Single Instruction, Multiple Data)APIを GOEXPERIMENT=simd フラグの下で提供することを提案するものです。これはGo 1.26で導入された低レベルのアーキテクチャ固有SIMDパッケージ(simd/archsimd)の上位レイヤとして位置付けられる「第2レベル」のAPIです。
crypto/x509: add Certificate.RawSignatureAlgorithm
crypto/x509 パッケージの Certificate、CertificateRequest、RevocationList の3つの型に RawSignatureAlgorithm []byte フィールドを追加するプロポーザルです。このフィールドにより、Goが認識しない署名アルゴリズム(例:実験的な新規アルゴリズム)が使われた証明書に対しても、その署名アルゴリズム識別子をDERエンコードされたバイト列として取得できるようになります。
net/http/httptest: synctest support
net/http/httptest パッケージに新しいコンストラクタ NewTestServer(t testing.TB, handler http.Handler) *Server を追加するproposalです。この関数はインメモリのフェイクネットワークをデフォルトで使用し、testing/synctest パッケージとの完全な互換性を実現しながら、ハンドラのパニック検出やテスト終了時の自動クリーンアップなど、テストの利便性を向上させます。
crypto/x509: support SSL\\_CERT\\_FILE/DIR on Darwin and Windows
crypto/x509 パッケージにおいて、現在 Darwin(macOS)と Windows で無視されている環境変数 SSL_CERT_FILE および SSL_CERT_DIR を、他の Unix 系プラットフォームと同様にサポートするための提案です。これらの環境変数が設定されている場合、プラットフォーム固有の証明書検証ツール(platform verifier)ではなく、Go ネイティブの検証ツールを使用するようになります。